フェラーリが欲しいと望んでガムシャラに頑張る人間と

自分が買える範囲内で車を持つ人間。

どっちが幸せな人生を送れるか？

もちろん後者でしょ。

前者は10年間、必死で働きまくったり、節約したりして、ようやくフェラーリを購入するという満足を得る。でもそれは、1年も乗れば飽きて、満足感は消え失せる。

後者は、買った車で色んな所へ行き、自分の出せる可能な範囲内のお金で、美味しい物を食べたり、旅館に泊まったりできる。

満足感は長続きしないもの、という理解があれば、どれほど欲望が無駄なことかがよく分かる。

欲望は必ず叶えられる保証は無いし、叶えたからといって満足感が長続きするわけでもない。

一番いいのは、現時点での自分の可能な範囲で満足を得ることなんだと俺は思う。

俺は彼女が欲しいとは思わないけど、もし彼女が欲しいという状態になったら、とりあえず、その欲望は一旦脇に置いておいて、女性と定期的に会える環境に身を置く。

その環境に入れば、気に入った女性を選り好みしたり、その女性に挨拶したり、たわいも無い雑談をしたり、色んな満足感を得ることが可能になってくる。

そうした結果、自然と彼女にすることができた。最初から彼女にしたかった訳では無くて、可能な範囲で満足を得ていたら、自然と仲良くなって彼女にできた。

そんな感じが俺的にはベストだと思う。

たとえその女性を彼女にできなくても、雑談することで満足を得られるのだから、別に彼女に出来るかどうかはどうでも良いのだ。

逆に彼女欲しさに、変にしつこくアピールしてきたりしても、そんな男、女性にとってキモいだけだろう。

この通り、欲望なんてものはクソだ。

外に満足を求めてたらダメだ。自分の内側、自分の可能な範囲で満足感を得ることこそ、人生をより良くするものだと俺は改めて思う。