部屋の片付けが一向に終わらない
4時間も部屋の掃除をした。
しかし、それは部屋のロッカーだけに割いた時間であり、また、部屋のロッカーが全て片付いた訳ではない。
今ロッカーから山のように出てきたゴミに埋もれて呆然としているところだ。
あまりにも、不要な物が多すぎる。
俺が今理想としているのは、机と椅子と本棚だけがある部屋だ。
訳のわからない美少女フィギュアとか、ダンボールの山とか、ガムの包み紙とか大学時代のレジュメなどのゴミが大量に押し込められた小型タンスとか、よくよく考えるとどれもゴミだ。
引きこもり特集とかで、引きこもりの部屋が出てくるけど、あれの3歩手前まで来ていることに今更気付いた。
こんなんじゃ幸せで有意義なニートライフを送ることは不可能である。
何もやる気が出ない時こそ部屋の掃除。
無駄な一切ない快適な部屋にしてはじめて、無駄の一切ない人生を歩めるというものである。