自分が心底嫌になる。
ここ最近ずっと絵の練習ばかりしてたけど、それもだんだん嫌になってきて最近は映画見たり、1日中深層心理テストやってたり、とにかくダラけた毎日を送ってる。
何かの作品を絵で表現したいんだけど、肝心な題材が思い浮かばない。
当初の目標は人物を自由自在に表現したい!って事で、いろんな角度から見たヌードのクロッキーをやってたんだけど、毎日毎日そればっかりしてたら飽きて嫌になってきた。笑
人物を自由自在に書けることは確かに良い事なんだけど、それが最終目標じゃない。それはあくまで手段の一つだからね。
俺はどっちかっていうと何でもポンポン思いつきで絵を描いてしまうような創造性豊かな人間じゃなくて、テーマを理で詰めて詰めて詰めてじっくり考えないとテーマがいつまでも決まらない人間だからね。
それって、そもそも表現したいことが別に無いんじゃない?って話になるんだけど、まさに今がその状態なわけで、だから苦しいんだろうね。例えるなら、アメリカ人に表現したいことなんて別に何もないのに英語の勉強ばかりしてる感じ。それはいざ表現したい時に役立つんだろうけど、無目的だからめっちゃシンドイし、とにかく飽きてくる。
俺はテーマを探さなきゃならん。
でも考えてみれば、俺は無意識にそれが出来ていたのかもしれん。
昼寝して夢を見ることに熱中したかと思うと、それだけじゃダメだと映画を一日中見まくったり、漫画を読みまくったり、過去につけた思考メモを読み返してみたり、深層心理テストしたり、エロ動画を見まくったり、、無駄だと思えた毎日が実はテーマ探しに役立っていた!!
ちなみに今日は「告白」という映画を見た。松たか子主演の邦画。邦画嫌いだけど中々面白かった。先生の1人娘を2人の生徒がプールに沈めて殺してしまうんだけど、とにかく生徒に反省の様子が無い。
2人の生徒はそれぞれに問題を抱えていて、1人はイジメられ誰からも理解されない生徒、もう1人は幼い頃からエリートの母親に怒鳴られて育ち、行く末には見捨てられてしまった生徒。
どちらの生徒も愛情に飢えており、ある時パチンと心が壊れ、何の躊躇もなく先生の娘を殺してしまう。しまいには自分たちは少年法によって守られているから問題ないと開き直る始末。
先生は許せなくなり、そこから命の大切さを教える授業という名の大大大復讐劇がはじまる。
母親の愛情、反省しない人への復讐の仕方、自分勝手な人間の愚かさ、愛情の本質などなど、結構色んなことを考えさせられる映画でした。
邦画も捨てたもんじゃありませんね。
少し絵の構想が思い浮かんだので明日はもっと詳細にテーマを詰めて、また映画を何本か見るかも。
考えさせられる系のおススメ映画あったら是非教えて下さい。
それではまた。