眠ること以上に価値あることなど。
あるのだろうか?
できることなら私は24時間ずっと寝ていたい。
何にもする気になれない。
疲れやすい体質なのかもしれない。
疲れては寝て疲れては寝てを繰り返していると1日の大半を寝て過ごしていることに気付く。
ああ、俺はなんてバカな甘ったれなんだろうとひどく自己嫌悪して、何もかも嫌になって地べたに這いつくばり、また眠る。
今が正にその状況だ。
こういう時は決まって努力への言い訳ばかりを熱心に探すことを始めて、自分が怠惰であることの正当性を導き出す。
「努力は楽しくあるべきである」
そんな訳があるか。
努力とは出来ないことを出来るようにする鍛錬なのであるから、楽しくあるはずが無いのだ。
苦しみからすぐ逃げ出す性格を早くなんとかしなければならない。
これはすぐに変わるものではないから、徐々に変えて行くつもりで良いので、ストイックになること。
やるべき事はわかっている。
それから逃げずにやらねばならない。