今ある大切なものは永遠では無い。
あなたにとって大切な人はいますか?
家族や恋人、友達。
きっとあなたは、そんな大切な人と当たり前のように毎日関わりあってると思います。
でもそれは当たり前のようでいて、実は当たり前ではないんですよね。
大切な人や物というのは永遠にあなたのもとにとどまり続けるということはまずあり得ません。
今いる身近な人たちも明日、もしくは5分後、何かの不慮の事故でこの世からいなくなってしまう可能性も0ではありません。
今持ってるお気に入りのスニーカーやヘッドホンも、もしかすると5分後には木っ端みじんに砕け散るかもしれません。
そして自分自身の命や身体の健康状態。これも今は健康で何不自由なくても、それは永遠に続くとはいえません。
明日の朝を迎えずに死んでしまっているかもしれないし、目が見えなくなってるかもしれない。
何が言いたいかというと、今ある当たり前のものを当たり前として扱うのではなくて、
いずれ無くなってしまう可能性があるということを自覚して欲しいということです。
今あるものが当たり前だと思うと、今この瞬間そのもの自体を大切にできないし、いざそれが無くなった時に深い後悔があなたを襲うことになります。
僕の両親、家族も永遠の命ではありません。
これに気付かされてからは、家族が生きてるこの瞬間に感謝して、家族が生きてる内に僕が出来る精一杯のことをやりたいと思うようになりました。
これは自分自身についても同じで、不意に死んでしまって後悔しないよう、生きてる今という時間に感謝して、やりたい事を全部やるつもりで生きようと思うようになりました。
考え方ひとつで僕的にはすごく、生きるということに前向きになれました。
好きな音楽を聴ける耳がある内にいろんなジャンルの音楽を聴きたいと思うようになったし、
ほんの些細な夕焼けなんかにも、この目が健康である内は!と、じっくり夕焼けの美しさを楽しむようになりました。
毎日常に、これはいずれ無くなるかもしれない…と思うことはしなくていいですが、
定期的にでも、このように当たり前のことに感謝し、「今あるものは永遠では無い」という事実に目を向けてみる。
そういうことって大事だと思います。
これは実は前に書いた「欲望ではなく可能性を大事にする」という記事にも関わっていて、
今ないものを欲望するのではなく、今あるものに可能性の目を向けるということに繋がります。
日々に喜びを感じられない人には是非この考え方を取り入れてもらいたいと思います。
無敵マンでした。
グッバイ^_^