無差別殺人鬼はエンターテイナー。
ニュースで殺人鬼を大々的に報道する意味って何でしょうか?
視聴率が取れたら何でもいいんでしょうか。
まぁそうでしょう。視聴者も殺人事件大好きですからね。
自分が殺されてないことの安心感。殺人鬼をやたらめったら叩くことで得られる自己肯定感。色んなお楽しみ要素があります。
殺人ニュースは、人々の娯楽の一つになっている。
そう考えると、無差別殺人鬼はある意味、エンターテイナーと言えるのではないだろうか。
何のデメリットも考えず、テレビは殺人鬼をまるで大スターかのように何日も報道し続ける。
このように、人を無差別に殺せば誰でも簡単に上がれる大舞台があるのならば、これからもエンターテイナーは増え続けますよ。
この日本に、いったいどれだけの殺人鬼予備軍が潜んでると思いますか?
大舞台で活躍するエンターテイナーを見たら、誰だって少しは影響されますよ。
実行に移す勇気が無いだけの殺人鬼予備軍が見たのなら尚更です。よし!私も彼を見習って、やってみせるぞ!となっても何らおかしくない。
殺人鬼の存在は、殺人鬼予備軍を本物の殺人鬼に仕立て上げる影響力を持っているということです。
普通なら、こういったニュースは取り上げるべきではない!という大多数の訴えによって、既に無くなっていても良いはずなのですが、そうはなっていないようです。
なぜなら、
無差別殺人は私たち容認のエンターテイメントとして、娯楽として、今も人気があるからです。
人間ってバカで残酷な生き物ですよね。