仕事を辞めたい。
働き出して、かれこれもう7ヶ月と半分になる。
正直もう辞めたくてたまらなくなっている。
雇われ労働なんてものは1年も続けば良い方だ。
1年以上もやっていると、自分の人生がこの居心地の良い場所でこの先もずっと続いていくような気がして、不意に怖くなり、そんな奴隷人生は嫌だと言って辞める。
今までずっとそんな感じで、働いては辞めてを繰り返してきた。
だから今回も、1年を目処に辞めるのだろうなと見ている。
とにかく今は自由が欲しくてたまらないのだ。
仕事から帰ってきたら自由な時間はあるように思うだろうが、そんなものは錯覚でしかなく、自由など無いと言っていい。
家に帰ってきた時点で、疲れ切った身体と脳は早くも休息を求め出し、何か有意義な活動をしようものなら目は強制的に閉じられ、身体はベッドへと引き寄せられていく。
休息のために眠るというのは自由でもなんでもなく、それは再び元気に仕事をする為に必要な事であり、いわば仕事の一環でしかない。
最近は正社員というワードを聞くと、すごく投げやりな気持ちを抱くようになった。
僕が正社員になる時、それはきっと人生を諦めた時だ。
だましだまし労働生活に耐えてきたが、そろそろ我慢の限界というものだ。
僕はもうじきニートになるだろう。
しかし、またニート生活に舞い戻るとなると、母親は良い顔はしないだろう。
かといって、一人暮らしニートを出来る程の金も無いし、本当に人生は思い通りにいかないものである。
でも今に見ていろ、僕はやるようにやる。
うまくやってやるんだ。