音楽はなぜあるのか?
音楽は我々に必要不可欠なものだろうか?
無音な病院の待合室より、オルゴール系の音楽が流れていた方が心が落ち着く。
なぜ落ち着くのかというと、音楽を聴いていると思考停止するからだ。
どんな治療をされるのか?痛いのか?そんな不安ごとを消し去ってくれる効果が音楽にはあるのかもしれない。
アパレルショップでは中には爆音で音楽を流している店がある。
正直私は御免こうむりたい。
服は冷静に考えて購入したいからだ。
爆音でノリノリな気分になると、全く似合っていない服までもがカッコよく見えてしまうことがある。
アパレルショップでの音楽は、客の冷静さを奪取し、購買促進を促す効果がもしかするとあるのかもしれない。
人の冷静さを奪うという点では、これも音楽が人を思考停止にさせているといえる。
つまり音楽とは、我々人間を思考停止にさせる妙薬だと結論づけることができる。
人間は生きている中で様々なことを考えて生きている。
会社のことや友人のこと、家族のことや、自分のこと、様々な思考を巡らせて日々生きている。
中には考えるだけ無駄なことを永遠と考えて心身ともに疲れ果てている人たちだっているだろう。
そんな考える生き物である人間には、時に思考を停止して、思考の休息を取ることが必要だと、音楽を生み出した昔の人々は考えたのかもしれない。
思考停止は快楽であり、癒しであり、音楽もまた同じく、楽しさであり、心安らぐものである。
考え事が多い現代のストレス社会では、音楽は我々に必要不可欠ともいっていいのかもしれない。
音楽の快楽に溺れて、ずっと思考停止している愚か者も見受けるが、少し考えることに疲れた時は、音楽を聴いて心の休息を取る。
そんなことを考えていると、音楽って改めて素晴らしいものなのだと思った無敵マンであった。