今日は１時間ほど散歩した。

散歩は体に良いらしい。

散歩をした人としなかった人では、その後の思考力に差が出るというデータが、実験によって明らかになっている。

友人とカフェで話すより、散歩しながらの方が話が弾むというのも、やはりこういうことだったのかと納得できる。

散歩をすると気分が落ち着く。

ごみごみとした街中を散歩するより、人通りの少ない田舎道や河川敷を散歩するほうが俺は好きだ。

木々や草原、川などの自然と触れ合うと心が洗われる。

この心地良さはおそらく、我々人間が原始人だった時代から受け継がれてきたものなんだろう。

どれだけ美しい現代的なアートといえども、自然の美にはかなわないのだ。

話を散歩に戻すが、

散歩は思考力を上げるのに最適だと言ったが、私が今日散歩へ行ってきたのも、実はそのためだ。

特に深く考えるべき議題を持ち合わせていなかったのだが、とにかく、何かについて考えてみたいと思って、近所のウォーキングコースへ出向いたのである。

何かについて考えてみたい、、、

まずこの時点で頭がオカシイのではないか？と我ながら思う。

なぜ、何かについて考えてみたかったのだろうか。

何も考えるべき題材が無いのにも関わらず、何かについて考えてみたいとは、、、

何たる、暇人。。。いや、完全に頭のオカシイ人だ。

聞くまでもないとは思うが、こんな状態で散歩に出かけた結果、

俺は只々散歩をし、「自然って良いな」くらいの感想しかわいてこず、、

今思い返しても、俺は散歩中、何を考えていたのか思い出せない。

俺は本当に大馬鹿だ。

そもそも、考えるとは、それが善か悪か、それが美か醜かなど、「それ」という物事、判断材料、議題があって初めて起こりうるものなのだ。

「何かを考えたい」とは、言い換えれば

「何かを良いか悪いか判断したい」と言ってるのと同じだ。

まるで意味が分からない。

はぁ～～俺ってなんてバカなんだ。我ながら呆れる。

次散歩行く時は、議題を１～２個持ってから行こうと思います。

まぁ、今日はそんな感じでした。

言葉の意味って、ちゃんとわかってないと怖いね。

ほかにも、愛する、勉強する、運動する、努力する、自由になる、金持ちになる、などなど、ちゃんと意味を理解していない言葉って結構あるかも。

言葉の響きからくるイメージだけで認識してて、確固たるその言葉の定義みたいなものを自分の中で常に持って置くことの重要性がわかっただけでも今日は収穫かな。

自分の無知に情けなくなるけど、ひとつひとつ克服していこうと思います。

ほんとに俺って無知だなぁ。