無敵マンのニート日記

臆病な性格をした無職。自由主義者。 Twitter→@mutekiman_xxx

自由主義者の臆病な性格をした無職が、人生の一コマを書き連ねております。Twitter→@mutekiman_xxx

タバコ

無性にタバコが吸いたくなったので、タバコを買いに行くことにした。


別にストレスが溜まったからとか、イライラしてるからとか、そういう理由ではない。


3ヶ月禁煙していたのだが、今吸ったら不味くなってるのだろうか?という疑問がふいに湧いて出てきて、どうしてもそれを確かめずにはいられなくなったのだ。


外はかなり寒いので、本来ならこんな時間から外に出ることは絶対にないのだが、気づくと、好奇心いっぱいの小学生のような心持ちで家を飛び出ていた。


ここ3ヶ月ほど使うことが無かったライターと、小銭460円、タスポカードをポケットの中で握りしめ、俺は近くのタバコ自販機へ向かった。


自販機の前に到着し、俺は何を吸おうか悩んだ。


いつも吸ってるメンソール系にすると、タバコを美味しく感じてしまう恐れがあったので、俺は匂いの1番キツイ、赤マルを購入した。


そう、俺は正直、タバコが不味く感じることを望んでいたのだ。


あぁやっぱり不味い。


そう思うことで、タバコの不味さを再確認し、今後もキッパリやめてやろうと思っていたんだと思う。


封のしてある赤マルを素早くポケットにしまい、人気のない場所へ向かった。


今は禁煙社会だ。人通りのある場所なんかで吸ったら、迷惑をかけてしまう。マナーはちゃんと守るべきだ。


周りに何もない広場につくと、俺はタバコを取り出し、慣れた手つきで火をつけた。


さーて、どんな味だ〜?


スゥー、、ハァー、、、



う、うまい、、


嘘だろ?


もう一度だ。


スゥー、、ハァーー、、、


う、うまいぞ、、くそ!!!



俺は静まり返った寒空の下で、静かにタバコを楽しんだ。


頭がボーッとして、心が穏やかになる。


不思議と、吸っている時は本当に無心になるのだ。


体に悪いんだろうが、リラックス効果は抜群だ。これを吸うか吸わないかでは、1日の充実度がまるで違う。


明日死ぬとしても、タバコが吸えたら悔いはない。そんな感じだ。


タバコが短くなってきたので、俺は近くの水溜りに吸い殻を放り投げた。


ジュッと音を立てたのを確認し、俺はその場を後にした。


この記事を書いてて反省したのだが、この堂々たるポイ捨てはいけない。


善き人間たるもの、マナーはちゃんと守るべきである。吸い殻入れも忘れないように持ってないとね。


まぁ、そんなわけで、タバコは1日3本吸えりゃいいので、本数を守ってこれからまた吸い始めようかなと思います。


邪魔だと思ったら、またやめればいいだけの話だものね。

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