巷では、自分を知るための１つの道具として、「自己診断」なるものがあります。

サイトなんかでもありますよね。YESかNOかを選択して、最終結果、あなたはこうです！みたいなものが。

あれって、自分を知るために意味あるんでしょうか？

僕は過去幾度となく、サイトでやってみたり、本を買ったりしてやってみましたが、結局出てくる答えは抽象的なものばかりで、正直いって何の役にも立ちませんでした。

だいたいは合ってるんだけど、そんなことは初めからわかってるんだよ！っていうような、糞みたいな解答しかしませんよね。

あれって、いわば「あ～当たってる当たってる」っていう、他人に自分を分かってもらったような「嬉しさ」を満たすものであって、自分とは何かを探求する意味合いとしては、最低レベルです。

あんなもので本当に自分を分かった気になったとしたらヤバいですよね。

自己探求の怠り以外のなにものでもありません。

「３分であなたの人生が変わる！」みたいな本もよく見かけますが、あれも結局は、自己を探求することの怠りでしかありません。

そんな簡単に人生変わったら誰も苦労しません。笑

きっと最近の世の人たちが怠け者だから、あーゆうのが売れてるんでしょうね。

自己探求に近道なんて無いと僕は思います。

真剣に思考をめぐらせたり、積極的な行動によってしか、本当の自分はわからない。

現にわかったつもりになって思考停止しているだけです。

本当に自分を知るためには、自分がワクワクするような本をたくさん読んで、たくさん考えて、たくさん行動して、自分で結論を出すしかないんですよね。

最近、僕も本をよく読むようになりましたが、まだまだ１日の使い方が下手です。

自己探求への近道を探すのではなく、自分の力で結論を出す。

そういう人間になっていきたいですね。