自分でいうのもあれだが俺はナルシストだ。

ハッキリ言って自分にしか関心が持てない。

他人にはあまり関心が持てないのだ。

だが、それではいけない。

社会という共同体に属する以上、他人への関心が持てないと、孤立し、不幸な人生を送るハメになる。

そもそもなぜ俺は他人に関心が持てないのかというと、他人を信頼していないからだ。

他人は、いずれ俺を裏切るクソな奴としか思っていないから、関心を持とうとすらしない。

俺は他人と関わるとき、いつも裏切られないように裏切られないようにと、まるでメンヘラがそれをするように、他人が常に自分だけを見続けてくれるよう仕向ける傾向がある。

だから、遊ぶ時も２人きりじゃないと嫌だし、友人の友人みたいなのが加わって、俺に目がいかなくなる時間が少しでもあると、友人に裏切られた気持ちになり、友人をクソだと思い始め、嫌いになってしまう。

常に自分だけを見てくれる友人でなきゃ嫌なのだ。

でも、考えてみると、そんな人間は両親くらいしかいないわけで、常に自分を見続けてくれる他人なんてそうそういるもんじゃない。

これは、俺の中での「友人」の定義が間違っているからオカシなことになっているのだ。

友人は、友人であり、決して「俺のことを気に掛けるためだけに生きている人間」ではない。

友人には、友人自身の人生があり、その人生を決めるのも友人自身なのだ。

俺がどんなに「裏切るなよ～裏切るなよ～俺とだけ一緒にいろよ～それがお前の人生だ」なんて言っても、友人からしたら「冗談じゃない」である。

そんな人間が近寄ってきたら俺だって嫌だし、離れたくなる。

友人には友人の人生があり、俺には俺の人生ってもんがある。

つまり、友人や他人の行動、反応に対して、俺がどうこうできる問題ではないということ。

俺がいくら「俺を見続けろ！」と思っていても、相手がそれに答える義務はないのだ。

あくまで、友人の行動を配慮しなければならない。

友人は俺のものではなく、友人は友人自身のもの。
俺は友人のものではなく、俺は俺自身のもの。

ここをハッキリさせてないとダメだ。

友人といい関係を築くには、ほどよい距離感で付き合うことだ。

束縛したり、無縁になりすぎるのもよくない。

見返りを期待するのもダメだ。

いくら良くしてやったからといって、友人が同じようにしてくれるかは、最終的に友人が決めることだ。

「プレゼントあげたんだからお前も俺にわたせよな！」ってのは、ハッキリ言って図々しい。

プレゼントを返すかどうかは友人が決めることなのだ。自分が介入するところじゃない。

自分のすべきことと、他人のすべきことの境界線を見誤ってはいけない。

それが分かれば、あとは、今の悪い自分を受け入れ、改善するべきところは改善し、人をクソだと思うことをやめ、無条件に信じることだ。

そうすることで関係が生まれ、情報を交換し合ったり、助け合ったりといったことが、互いにし合える仲間になれる。

人間関係において、他社への関心を持つために、今俺がすべきことは、
・自分がすべきことと、相手のすべきことの境界線を知ること。
・自分の悪いところはちゃんと受け入れて、改善すること。
・出会った人は基本的に全員良い人（同じ仲間）だと思って接すること。

まぁなかなかむずかしいでしょうねｗ

今まで俺以外全員クソだと思って生きてきましたから。

人との関わりから逃げてきたので、いざこれから積極的に関わっていこうと思うと、怖いですが、

ちょっとずつ意識して変わっていこうと思います。