無敵マンのニート日記

臆病な性格をした無職。自由主義者。 Twitter→@mutekiman_xxx

自由主義者の臆病な性格をした無職が、人生の一コマを書き連ねております。Twitter→@mutekiman_xxx

なぜあなたは富士山に登ったの?

そもそも、なぜ彼らは富士山に登ろうと思ったのか?


私はそれを聞くため富士山頂上まで登り、さっそく登頂者に登りたいと思った理由をインタビューした。


なんであなたは富士山に登ろうと思ったの?


Aさん

「頂上からの景色を見たかったから」

なんで見たかったの?

「どんなものか見てみたいじゃない」

だからなんで?

「きっとすごく感動する景色だろうと思ったからよ」

感動したかったから登ったの?

「まぁ、そういうことになるわね」

なんで感動したかったの?

「それは日常で感動することが少ないからよ」

感動する必要ってあるの?

「だって感動しないと毎日ツマラナイでしょ」

毎日ツマラナイから富士山に登ったってこと?

「そういうことね…」

なんで毎日ツマラナイの?

「毎日同じことの繰り返しだからよ。あなたも会社員なら分かるでしょう。たまの休日くらいあなたも感動したくならないわけ?」

あぁ、私ニートなもので、毎日が休日なんです。


不機嫌そうな顔でAさんは去って行った。


なるほどAさんは毎日がツマラナイから富士山に登ったという訳だな。メモメモ



よし次の人いってみよう。ん?あそこに陽気そうなオジさんがいるな。あの人に聞いてみよう。



なんであなたは富士山に登ろうと思ったの?


Bさん

「富士山は日本一高いからね!!」

日本一高い山を登りたくなるのはなぜ?

「日本人なら日本一を知っとくべきだろ!」

日本人としての常識を身に付けるために富士山を登ったということ?

「あったりめーよ!!」

日本人としての常識を身に付けたいと思った理由は?

「海外の人でも登ってるのに、日本人が登ってなかったら恥ずかしいだろう」

外人よりも日本を知らないことが恥ずかしいのはなぜ?

「海外の人が日本を良く知っているのに、日本にいて日本のことを良く知らないということは、わたしが怠け者であるかのように思えて恥ずかしいんだよ」

日本のことをよく知らない人が怠け者だと思うのはなぜ?

「あくまで海外の人と比べて…ということね」

外人と自分を比べて劣等感を感じたから富士山に登ったわけですね。ありがとうございました。


ふーむ。そもそも外人と自分を比べる必要ってあるのだろうか?わからん。

比べなければ劣等感も感じず、わざわざ富士山に登らなくて済んだのにな。

他人と自分を比べるから劣等感を感じるんだよ。


まぁいいや。次いこ。


なんであなたは富士山を登ろうと思ったの?


Cさん

「そこに山があったからさ」

「山は登るためのものだろう?だから登った。単純なことさ」

登るための山が目の前にあるからといって、登らないという選択もできますよね?絶対登らなければいけないというわけではない。違いますか?

「その通りだ。だけど、登るためにある山を、わざわざ登らないという選択は実に勿体ないじゃないか。」

なぜ山は登るためのものだと言えるのでしょう?

「皆んなが山を登ってるからさ。皆んなが登るということは、それだけの価値があるということだろう?」

なるほど。皆がやっていて、価値があるということを確信しているからあなたも山に登るわけですね。

「そういうことだね。」

でも、富士山に登った事がないのに、皆が登っているというだけで、それを価値があると判断するのは不可能では?皆がやってるからといって自分にとっても価値があるかどうかなんて、分からないでしょう?

「確かにそうだが、それはもう評判を信じて自分もやってみるしかない。価値があることなんて自分1人では中々見つけられないものだよ。だから皆んなは評判を見て、価値のありそうなものにあたりをつけて、やってみるんだね。そうした方が効率よく、価値あることを見つけられるからね」

なるほど。Cさんは、皆の評判を見た上で、価値あることだとあたりをつけることができたから富士山に登ったという訳ですね。

確かにそれは効率が良い。ありがとうございました。


ここまで3人の方にお話を伺いました。


まとめると、富士山を登ろうと思った理由は


・毎日ツマラナイから

・劣等感を感じたから

・評判を見て価値あることだとあたりをつけることができたから


です。


これは大きな発見ですよ!


これらはどれも、目的地を見つける理由になる。


つまり、目的地が見つからないっていう人は、


・毎日充実している

・劣等感を感じていない

・評判を見ないために価値あることだとあたりをつけることができない


からということになります。



確かに私って、ニートだけど、毎日楽しいと自分で思ってます。

他人に対しての劣等感も感じたこと無い。

皆の評判をあまり気にしたことがないから今持っているものよりも価値のあることにあたりをつけれない。


こうして考えると、目的地が無いというのは、あまり悪いことのようには思えないね。もしかすると俺は既に目的地に到着している?!笑



ただ、皆が持っている価値あることについての評判を見ないために今よりも価値のあることを見逃しているという点は反省すべき点かも。


羨ましい人を知らないから、今がツマラナイとも思わないし、劣等感も感じない。


あ、諸悪の根源見つけちゃったかも。


目的地が見つからないって人は、羨ましい人を知らないからなんだ!!


あー絶対そうだわ。間違いない。



p.s.

わかってると思うけど富士山でのインタビューは俺の空想だからね。実際やってたらキチガイ

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