母から言われた地味にショックな一言
2日前に母親から言われた一言がショックすぎて私は今落ち込んでいる。
俺は無敵マンという名の通り、無敵になるため毎日筋トレをしている。
その日は肩トレと言って、肩の筋トレを重点的に行っていた。
筋トレを終えた私はいつものように鏡の前で上半身裸になり、本日必死のパッチで鍛え上げた肩筋の成長具合を眺め、ナルシズムに浸っていた。
事件はその日の夕食だ。
我が家の食卓は、弟と私を対面に父と母が座り夕食を囲むのだが、いつもは喋らない母が私と弟を交互に見つめながら急に口を開いた。
「あんた弟と比べて肩幅狭いな」
毎日必死のパッチで筋トレしてプロテイン飲んで努力しているこの私に向かって何たる一言。
母はもちろん私が毎日筋トレに勤しんでいることを知ってである。
私はショックで泣きそうになった。
確かに弟は生まれつき体格が良く、筋トレしてないのに肩幅がデカイ。
しかしこんなにも思いやりのない一言は無いであろう。
この一言。例えるなら、必死に努力して歯並び矯正したり美容院通ったりプチ整形して頑張ってるブサイクと普段何も手入れしてない生まれつき超絶イケメンとを見比べて、「やっぱりお前はブサイクやな」と言っているのに等しい。
そのおかげでこの3日間母とは口をきいてない。顔も見たくないのである。
こういう無神経で思いやりのない言葉はどんな小さな一言でも、その人を相当傷つけていることに気づいて欲しいものである。
まぁ母は前からそういう人間なので仕方ないっちゃ仕方ないのだか。
まぁいつまでも落ちこんでてもしょうがないので最近は必死のパッチで肩筋を追い込んでいる。
肩筋ムキムキにして、いつか母におもいっくそ肩タックルブチ込んで「どうだ、俺の肩は!!これでもまだ小さいか!!」と私にひれ伏し泣きわめきながら謝罪するまでタックルし続けるんだ
という私の夢がまた一つ増えたので、今回は大目に見て明日からは口を聞いてやろうと思う。